2024/6/3

命と向き合う

黒田未来雄さんの講演会に行ってきました。
 
「捕る、食べる、生きる」の作家さんで、猟師、元NHKでダーウィンが来たなどのプロデューサー等の経歴の方です。
 
この方は自分が撃ったものは敬意を払っていただくという駆除ではない猟師さんです。元々私は「自然の中で暮らしている動物に人間は手を出すべきではない」と思って生きてきました。今もその思いは変わりませんが、鹿が樹皮を食べることで自然破壊につながったり、温暖化で山の植物が育たず食べるものがなくて人里に降りてくる熊やイノシシ。何とかならないのかな?なんて他人事のように思っていました。
 
たまに美味しいものが食べたいときに行く東川の「ハルキッチン」の店主から本を紹介され、作家さんの講演会があると聞き、とりあえず本を読んでみました。
 
命(動物、植物すべて)をいただくという当たり前だったけれど、みんなの命で私は生きているんだ・・・と気づいてしまいました。本の終盤でヒグマを撃つ描写があまりにもショックすぎたので、講演会に行くことにしたんです。(笑)
 
感想は次回じっくり書こうと思います。
 
会場に置かれていた熊と鹿の毛皮に心が沈みました。ふ~(泣)